2021.07.26
「ふっくら仕上がるパン用小麦粉」はホームベーカリーでのパン作りに最適な特長をもった、北海道産小麦100%使用のパン用小麦粉です。
なぜ「ふっくら仕上がるパン用小麦粉」は、ホームベーカリーに最適なのでしょうか?実は…それには意外なヒミツがありました。
さっそく、そのヒミツを紐解いていきましょう!!
「ふっくら仕上がるパン用小麦粉」は、ホームベーカリーで捏ねるのに適した、適度に柔軟性のあるグルテンをもつ北海道産小麦100%使用パン用小麦粉です。
これまでの北海道産小麦のパン用小麦粉は、ホームベーカリーで捏ねるのにはグルテン質が強いために、十分に捏ね上げることができない傾向がありました。
業務用のミキサーなら、回転速度や回転半径が大きいので捏ねる力が強く、グルテン質が強くても、しっかりと捏ねることができます。
写真:業務用のミキサーとホームベーカリーの構造の違い
(左)業務用ミキサー(右)ホームベーカリー
一方、ホームベーカリーは家庭で使用することを目的で作られているので、業務用のミキサーに比べて捏ねる力が弱いんです。
写真:ミキシング中の様子
(左)業務用ミキサー(右)ホームベーカリー
こちらの写真は、捏ね終わった生地の比較です。
業務用ミキサーは、指の指紋まで透ける程薄い膜に仕上がります。
対してホームベーカリーは、膜が適度に薄くなるものの、まだ弾力が残っている状態です。
写真:捏ね上がった生地の比較
(左)業務用ミキサー(右)ホームベーカリー
グルテン質が強い小麦粉(これまでの北海道産小麦のパン用小麦粉)を業務用ミキサーでしっかりと捏ねた生地は、勢い良く膨らんだパンに仕上がります。
ホームベーカリーだと十分に捏ねることが出来ず、ふくらみのないパンに仕上がってしまいやすいのです。
写真:これまでの北海道産小麦のパン用小麦粉
(左)業務用ミキサー(右)ホームベーカリー
外国産小麦のパン用小麦粉も同様に、ホームベーカリーには、グルテン質が強く十分に捏ね上げられない傾向があります。
写真:外国産小麦のパン用小麦粉
(左)業務用ミキサー(右)ホームベーカリー
「ふっくら仕上がるパン用小麦粉」は、北海道産小麦を数種類ブレンド!
ホームベーカリーでもしっかり捏ねられて、ふっくら仕上がる!
適度に柔軟性のあるグルテン質の小麦粉を誕生させました!
生地はしっかりつながっていますが、まだ弾力がみられ、生地膜も厚いので、もう少し捏ねる必要がありそうです。
外国産の生地膜に比べ、凹凸や生地の厚みにむらがみられますね。
これはまだ生地がつながりきっていない状態です。そのため、生地を引っ張ると薄くなる前にちぎれてしまいます。
これまでの北海道産小麦のパン用小麦粉より滑らかで、外国産より生地膜が半透明ですね。
弾力も弱まり、伸び良い状態なのが写真からも伺えますね。
ふっくら仕上がるパン用小麦粉は、ホームベーカリーでここまで捏ねることができるんです!
・ホームベーカリーを使用した同じレシピでも、小麦粉の違いによってボリュームに差がでてしまいます。
・「ふっくら仕上がるパン用小麦粉」と、外国産小麦のパン用小麦粉、これまでの北海道産小麦のパン用小麦粉を比較しました。
【左】外国産小麦のパン用小麦粉
【中】これまでの北海道産小麦の
パン用小麦粉
【右】ふっくら仕上がるパン用小麦粉
(北海道産小麦100%)
写真のとおり、「ふっくら仕上がるパン用小麦粉」は、他の2点と比較して、非常にボリュームのあるパンに仕上がっています。
【左】外国産小麦のパン用小麦粉
【中】これまでの北海道産小麦の
パン用小麦粉
【右】ふっくら仕上がるパン用小麦粉
(北海道産小麦100%)
写真からも、「ふっくら仕上がるパン用小麦粉」がボリューム良く仕上がっていることが、伺えますね。触感も「ふっくら仕上がるパン用小麦粉」は、非常にソフトに仕上がっております。
【左】外国産小麦のパン用小麦粉
【中】これまでの北海道産小麦の
パン用小麦粉
【右】ふっくら仕上がるパン用小麦粉
(北海道産小麦100%)
「ふっくら仕上がるパン用小麦粉」は他2点に比べ気泡の膜が薄く、パンが勢い良く伸びている状態です。これがより一層ソフトな食感に繋がります。
このように、「ふっくら仕上がるパン用小麦粉」は、一般的なパン用小麦粉にくらべて、適度に柔軟性のあるグルテン質を持っていることで、ホームベーカリーでのパン作りに最適といえるのですね。
「ふっくら仕上がるパン用小麦粉」で、ふっくら美味しいパン作りをご家庭で楽しんでみませんか?
【参考情報】グルテンとは?
このグルテンは、小麦の品種や挽き方によっても性質が異なります。
今回「ふっくら仕上がるパン用小麦粉」は、ホームベーカリーに適したグルテンに仕上げるために、原料小麦を厳選し、適度に柔軟性のあるグルテンをもつ小麦粉に仕上げました。
2021.07.20
ホームベーカリーを使い、ご家庭でも簡単にふんわりソフトなちぎりパン作りが楽しめます。
ふっくら仕上がるパン用小麦粉 ・ 280g
インスタントドライイースト・・・5.6g
砂糖・・・・・・・・・・・・・・ 42g
スキムミルク・・・・・・・・・ 11.2g
塩・・・・・・・・・・・・・・・4.2g
バター・・・・・・・・・・・・・ 42g
卵・・・・・・・・・・・・・・・ 56g
水・・・・・・・・・・・・・・ 140㏄
※手粉(ふっくら仕上がるパン用小麦粉)・・・・パン生地に手粉をまぶすことで手や台に付着するのを抑えることができます。
・ホームベーカリーパンケース
・ホイッパー(粉混合用)
・カード(生地分割用)
・バット(発酵用)・ラップ(発酵用)
・スクエア型(21×21㎝)
・ミトン
計量したバターは、室温に戻しておきます。
ホームベーカリーパンケースに「ふっくら仕上がるパン用小麦粉」、砂糖、スキムミルク、塩、インスタントドライイースト※をいれ、均一に混ぜ合わせます。
※インスタントドライイーストを加えるタイミングは、ホームベーカリーの機種によって異なります。取扱説明書に沿って投入してください。
水、卵、バターを入れます。
ホームベーカリーで「パン生地作りコース」にセットし、生地を作ります。
※「パン生地作りコース」は、ホームベーカリーのメーカー、機種によって異なりますので、パン生地を作るメニュー(ミキシングから発酵まで)を取扱説明書に沿ってご使用ください。
生地ができましたら、打ち粉をふり、生地を16等分に切り分けます。(生地1つあたり約36g)
生地を手のひらで抑えてガスを抜き、切り口を中に入れるようにして丸めていきます。
20分間休ませます。(乾燥しないようラップ又はぬれ布巾をかけておきます) (写真左:丸め直後、写真右:休ませ後)
生地の表面に軽く手粉をまぶし、再度手で抑えて生地を張らせるように丸めていきます。
バター(分量外)を塗るもしくは、ベーキングシートを敷いた型に並べます。
ラップを生地につかないようにふんわりと被せる等で乾燥しないように注意し、30~40℃程度の温かい場所で40~50分間発酵させます。
表面に霧吹きをし、180℃に予熱したオーブンの下段に入れ、約18分焼きます。
オーブンによっては、上面の焼き色が濃くなる可能性がございます。その場合は、火傷をしないように注意した上で、焼き色がついたタイミングで表面にベーキングシートを被せ、火のあたりを緩やかにしてください。
2021.07.14
ホームベーカリーを使って、外はサクサク、中はふんわり食感のピザ作りが、ご家庭でも簡単に楽しめます。
[直径23㎝ 2枚分]
ふっくら仕上がるパン用小麦粉・・・200g
インスタントドライイースト・・・・ 2g
砂糖・・・・・・・・・・・・・・・ 8g
塩・・・・・・・・・・・・・・・・ 3g
オリーブオイル・・・・・・・・・・ 8cc
水・・・・・・・・・・・・・・・・130cc
※手粉(ふっくら仕上がるパン用小麦粉)・・・・ピザ生地に手粉をまぶすことで手や台に付着するのを抑えることができます。
・ホームベーカリーパンケース
・ホイッパー(粉混合用)
・カード(生地分割用)
・バット(発酵用)・ラップ(発酵用)
・ベーキングシート ・麺棒(成形用)
・フォーク(穴あけ用)・ミトン
ホームベーカリーパンケースに「ふっくら仕上がるパン用小麦粉」、砂糖、塩、インスタントドライイースト※をいれ、均一に混ぜ合わせます。
※インスタントドライイーストを加えるタイミングは、ホームベーカリーの機種によって異なります。取扱説明書に沿って投入してください。
水、オリーブオイルを入れます。
ホームベーカリーで「ピザ生地作りコース」にセットし、生地を作ります。
※「ピザ生地作りコース」は、ホームベーカリーのメーカー、機種によって異なりますので、パン生地を作るメニュー(ミキシングから発酵まで)を取扱説明書に沿ってご使用ください。
生地ができましたら、2等分に切り分けます。(生地1つあたり約175g)
生地を手のひらで抑えてガスを抜き、生地を張らせるように丸めていきます。
丸めた生地の閉じ口をつまんで抑えます。
30分間休ませます。(乾燥しないようラップ又はぬれ布巾をかけておきます)(写真左:丸め直後、写真右:休ませ後)
休ませた生地の表面に手粉をまぶし、指の腹でおさえながら外に向かって延ばしていきます。
手もしくは麺棒を使いながら直径23㎝前後まで薄く延ばしていきます。
ベーキングシートに乗せ、耳を作ります。
フォーク等で生地全体に穴をあけ、ピザソースとお好みの具材、ピザ用チーズをトッピングします。
230~250℃に予熱したオーブンの上段に入れ、10~15分間焼きます。
生地を伸ばすコツは、最初に手で軽く伸ばしたあと、さらに麺棒を使って伸ばすと均一になります。
2021.07.14
ホームベーカリーを使って、ご家庭でしっとりもっちり食感の食パンが作れます。
[1斤タイプ]
ふっくら仕上がるパン用小麦粉・・・200g
前処理生地・・・・・・・・・・・・100g
インスタントドライイースト・・・・ 2.8g
砂糖・・・・・・・・・・・・・・・ 15g
スキムミルク・・・・・・・・・・・ 7.5g
塩・・・・・・・・・・・・・・・・ 5g
バター・・・・・・・・・・・・・・ 15g
水・・・・・・・・・・・・・・・・145cc
〇前処理生地配合(※2回分)
ふっくら仕上がるパン用小麦粉 ・・ 100g
熱湯・・・・・・・・・・・・・・・110㏄
※より安定した前処理生地を作るため2回分の仕込みとなります。
※掲載の配合量は、一般的なホームベーカリー(1斤タイプ)の「食パンメニュー(約4時間で終了)」で作成しております。お手持ちのホームベーカリーの大きさによっては、取扱説明書に従って配合量を調整してください。
・ホームベーカリーパンケース
・ホイッパー(粉混合用)
・カード(前処理生地取り出し用)
・ラップ(冷却・発酵用)・ミトン
※前処理生地手仕込みの場合
・ボウル・木ベラ(しゃもじ)
・手鍋(ケトル)
計量したバターを室温に戻しておきます。
ホームベーカリーパンケースに熱湯をはり、温めます。温まったら湯を捨て、水気を拭き取ってください。
温めたパンケースに「ふっくら仕上がるパン用小麦粉」100gを量り、ホームベーカリーにセットします。
沸騰させた熱湯を110㏄加え、3分程度ダマがなくなるまで、ホームベーカリーで混ぜ合わせます。
※上記の製法は、ホームベーカリーを使用し、前処理生地を安全に作る製法となります。
別の製法として、温めたボウルと木ベラやしゃもじを使用して素早くダマがなくなるまで練ることで、(上記のホームベーカリー使用時)よりモチモチした食感に仕上げることができます
※この製法は、熱湯取り扱い時の火傷にご注意ください。
生地を取り出して2等分し、乾燥しないようにラップで包んで室温程度に冷めるまで休ませます。
ホームベーカリーパンケースに「ふっくら仕上がるパン用小麦粉」、砂糖、スキムミルク、塩、インスタントドライイースト※をいれ、均一に混ぜ合わせます。
※インスタントドライイーストを加えるタイミングは、ホームベーカリーの機種によって異なります。取扱説明書に沿って投入してください。
前処理生地、バター、水を入れ、ホームベーカリー「食パンメニュー」にセットし、スタートを押します。
※「食パンメニュー」は、ホームベーカリーのメーカー、機種によって異なりますので、取扱説明書に沿ってご使用ください。
前処理生地は、熱湯が冷めないうちに素早く混ぜることで、よりもっちり感の強い食感に仕上がります。
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神戸市長田区梅ケ香町1丁目1番10号