2020.03.16
1回目の報告(12/24調査)から3ヶ月が経過しようとしておりますが、コープこうべ様麦ふみイベント交流圃場の2回目の定点観測を3月9日に実施しました。期間が長く空いてしまい、大変申し訳ございません。
結果、暖冬の影響なのか、採取した株の差なのか、元年の調査日(3/18)よりも1週間以上早い時期にもかかわらず、生育が早く進んだ元年産よりもさらに早い生育状況であることが確認できました。(下図参照)
ただし、雨あとの調査の影響もあり、畑には水溜まりが確認されました。また、一部では湿害と思われる箇所も見受けられましたが、他の畑ではそのような状態は見受けられなかったことから、被害は限定的であるものと考えます。
これから気候も良くなり、麦の生育速度がますます早くなるものと思われます。次回(4月)の調査でどこまで生育が進んでいるのか楽しみです。
令和元年3月18日 | 令和2年3月9日 | 前年差 | |
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草丈 | 500㎜ | 550㎜ | +50㎜ |
幼穂 | 8㎜ | 25㎜ | +17㎜ |
稈長 | 40㎜ | 150㎜ | +110㎜ |
右:令和2年3月9日(バインダーの大きさから長さを推測してください)
①前回(12/24)の圃場風景
②今回(3/9)の圃場風景
※画像手前側で水溜まり・湿害が確認されました。
③草丈
④【参考】昨年同時期の圃場風景