2019.03.01
コープこうべ様主催の麦踏イベントでお世話になった小麦畑の2回目の定点観測を実施しました。今回は畑から平均的な株を抜き取り、まずは草丈を計測。その後、一番長い茎(主茎といいます)のみに分離し、主茎の表皮をはがし、この時期なら形成されているはずの「幼穂(穂の赤ちゃん)」を確認する作業を行いました。
2月21日(木)の生育状況
①前回(1/22)の圃場風景
②今回(2/21)の圃場風景
※畑が次第に緑でおおわれてくる様子が確認できます。
③平均的な株を抜き出す(矢印が草丈)
※草丈は24.5cm
④株から主茎(最も長い茎)のみに分離
※茎の表皮を剥がしていくと○印部分の茎の中に幼穂を確認(写真⑤)
⑤幼穂(○印部分)
※幼穂は2mm(とがった先端部分)
幼穂は形成されたばかりで、2mmと肉眼では確認できないくらい小さく、根元近くの茎の中にありましたが、今後日が経つごとに大きく成長しながら茎の中を上へと進み、やがて出穂(穂が茎から顔を出す)を迎えます。