2019.03.20
コープこうべ様主催麦踏みイベントでお世話になった小麦畑の3回目の定点観測を、3月18日に実施しました。結果、草丈は平均で50cm前後となり、前回(24.5cm)の2倍ほどに成長しておりました。また、今回も畑から平均的な株を抜き取り、前回と同様に幼穂(麦穂の赤ちゃん)がどの程度成長しているか確認したところ、幼穂は8mm(前回:2mm)、稈長(幼穂の下から根までの茎の長さ)は4cm(前回:1cm)まで成長しておりました。なお、幼穂の調査方法は前回の内容をご確認願います。
これから気候も良くなり、麦の生育速度も上がるものと思われます。次回(4月)の調査でどこまで生育が進んでいるのか楽しみです。
①前回(2/21)の圃場風景
②今回(3/18)の圃場風景
※一本一本の茎が大きく成長することで株が太くなり、条間(株と株の隙間)が見えないほど繁茂していることが確認できます。
③幼穂(2/21)※○印部分
④幼穂(3/18)※赤線は稈長
※前回の幼穂は形成されたばかりで肉眼では確認できないくらい小さなものでしたが、今回は肉眼でもハッキリと確認できるほどの大きさに成長しておりました。
2019.03.01
コープこうべ様主催の麦踏イベントでお世話になった小麦畑の2回目の定点観測を実施しました。今回は畑から平均的な株を抜き取り、まずは草丈を計測。その後、一番長い茎(主茎といいます)のみに分離し、主茎の表皮をはがし、この時期なら形成されているはずの「幼穂(穂の赤ちゃん)」を確認する作業を行いました。
2月21日(木)の生育状況
①前回(1/22)の圃場風景
②今回(2/21)の圃場風景
※畑が次第に緑でおおわれてくる様子が確認できます。
③平均的な株を抜き出す(矢印が草丈)
※草丈は24.5cm
④株から主茎(最も長い茎)のみに分離
※茎の表皮を剥がしていくと○印部分の茎の中に幼穂を確認(写真⑤)
⑤幼穂(○印部分)
※幼穂は2mm(とがった先端部分)
幼穂は形成されたばかりで、2mmと肉眼では確認できないくらい小さく、根元近くの茎の中にありましたが、今後日が経つごとに大きく成長しながら茎の中を上へと進み、やがて出穂(穂が茎から顔を出す)を迎えます。
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