2019.02.19
1月19日(土)にコープこうべ組合員様向けの麦踏体験イベントが、姫路市香寺町岩部にて行われました。
このイベントは、消費者の方々に圃場を見ていただくだけでなく、麦踏みや手打ちうどんなどの体験を通じて生産者とも交流し、小麦や小麦粉がどのようにして生産されるのかを知っていただくことを目的に開催しており、今年で5回目を迎えます。
まずは圃場で麦踏みです。
麦踏みをすると、麦は葉や茎に傷を受けてエチレンという物質を生成します。そのエチレンが茎の肥大、成長の抑制、根の量の増加、分結の促進などの効果をもたらします。ちなみに北海道では降り積もった雪の重みによって麦踏みをしたのと同じ状態になるので、行われません。
岩部営農の方には農業機械を展示していただき、それぞれの機械の役割などについて説明をしていただきました。
その後、かまどでのご飯炊きと手打ちうどん体験へと移りました。かまど炊きでは実際に子供たちも炊飯体験を行い、手打ちうどん体験では小ネタうどんを伸ばす作業と足踏みを、当社技術部社員がデモンストレーションした後、参加者の方々にも体験していただきました。
昼食をはさんで午後には小麦や小麦粉に関する○×クイズを行い、最後まで正解された方には景品をお渡ししました。
最後に、コープこうべ理事 成宮様より「ふだん麦畑を見る機会は少ない。ましてや麦踏みなどもしたことがなかったので、新しい発見がたくさんあった。様々な体験をありがとうございました。」とのご挨拶をいただき、イベントは終了しました。
お帰りの際にはお土産として、弊社より兵庫県産小麦粉「宝笠異人館」、コープこうべ様よりカップケーキとハイカラメロンパン、JA様よりタマネギを参加者の皆様にお渡ししました。
これからも生産者や実需者、そして消費者との交流の場を積極的に設け、兵庫県産小麦利用の拡大に尽力してまいります。
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