1. ホーム
  2. 環境・安全への取組み

環境・安全への取り組み

食の安全への取り組み

食品安全の国際規格FSSC22000,ISO22000の認証を取得

当社は、2018年6月に、世界的に認められた食品安全の規格FSSC22000、ISO22000の認証を本社・工場で、ISO22000の認証を東京支店で取得しました。この食品安全マネジメントシステムに基づいて、お客様に安全・安心な製品をお届けするため、食品の安全、品質の向上に今まで以上に努めてまいります。

AIBフードセーフティー監査において,”EXCELLENT”の評価を取得

当社は、近年の食の安全・安心に対する社会的関心の高まりを受けまして、「AIB食品安全統合基準※」に基づいた活動を展開し、製品への異物混入防止をはじめとした食品安全対策に取り組んでいます。
2017年3月にAIBフードセーフティ監査※を受審し、“EXCELLENT”の評価を得ました。

詳しくはAIBフードセーフティ(GMP)指導・監査システムのホームページへ

具体的な取り組み

品質管理

hinkan

小麦粉がどのような用途に使われるのかを考え、そのために最も適した原料小麦を選ぶことが、高品質の小麦粉を作るための第一歩です。
当社では、原料小麦から小麦粉の出来上がりまでの多くの工程で、厳しい検査を行い、定められた品質、規格に合った小麦粉になっているかを詳しく調べます。

研究開発

研究開発写真【具体的な取り組み】

工場で製造された小麦粉やプレミックス粉が、お客様に満足していただける品質になっているかどうか、パン、ケーキ、麺などのそれぞれの用途に応じて加工テストを行います。

さらに現在の品質に満足することなく、より高品質で、お客様にとっての使いやすさを求めて、小麦粉やプレミックス粉などの新製品の開発を繰り返し続けています。

技術指導

技術指導写真【具体的な取り組み】

お客様へのアフターサービスの一環として、トレンディーな話題を取り上げて、パンやケーキの講習会を適時開催しています。

また、お客様からのご依頼により、レシピ作りや試作など、「お客様の研究室」としての役割も果たしております。さらに、小麦粉加工技術に関するお問い合わせやご相談にも応じています。

環境への取り組み

美しい自然を次の世代へ

私たち増田製粉所が誇る、製菓用小麦粉「宝笠印小麦粉」シリーズ。その原料は言うまでもなく小麦です。小麦は米・トウモロコシと並ぶ世界の3大穀物の一つで、世界の多くの国々で栽培され、人々の食生活を支えてくれています。しかし、小麦は一年生植物のため、毎年安定した収穫を得るには、土壌の質、天候や降雨量といった自然環境の諸条件がとても重要な要因となります。

小麦粉だけでなく、スイーツに使用されている、お砂糖や乳製品、フルーツなどもすべて大自然からの贈り物、自然の恵みです。食の世界にかかわる私たちは、誰よりも自然の恵みを大切にすべきとの強い想いを持っています。

CO₂フリー電力の利用

工場における購入電力の100%(約900万kWh)は、関西電力株式会社が提供する「再エネECOプラン」を活用し、実質再生可能エネルギー由来のCO₂フリーの電力を2024年4月より使用しています。

増田製粉所の工場電力使用量に対して、発電によって発生するCO₂排出量は、2020年度で約3,000t(3,036t)。このCO₂排出量が実質ゼロになります。

再生可能エネルギーを利用した省エネの取り組み

ソーラーパネルリリース使用画像

再生可能エネルギーを利用した省エネの取り組みとして、倉庫の屋根に太陽光パネルを設置しました。

令和6年7月より発電を開始し、工場電力として利用しております。

宝笠印小麦粉業務用製品におけるカーボンオフセットの取り組み

「宝笠印小麦粉」の包装資材は、製袋時に発生するCO2を植樹より、相殺(オフセット)している為、実質排出ゼロで作られています。
1枚あたり約12gの相殺として、目下 約3t/年の抑制を目標としています。(※1)

根付きがよく成長の早いカラマツの苗木を、1t削減につき4本長野県の森に植樹活動することで、CO2が削除されます。
その削減量と、紙袋製造時に発生してしまうCO2をオフセット(相殺)することで、実質排出量ゼロを実現しています。
宝笠印小麦粉の紙袋には「木を植えるマーク」を記載しています。(※2)

※1. オフセット量は、製袋工場で発生したCO2の年間排出量を生産量で案分して算出(植樹するカラマツの1本当たりのCO2吸収量は250㎏/算出期間30年とされています。)
※2. 該当銘柄は、「宝笠印小麦粉」シリーズのみ

脱プラの取り組み

地球に優しい紙パッケージ

植物由来である紙はプラスチックと比べても環境への負荷が低く、再資源化も容易な素材です。そのため容器包装の原材料においても、プラスチックから紙へと見直しを図る動きが活発になってきています。

年間3.5トンのプラスチックごみを削減

増田製粉所では、製造するすべての家庭用小麦粉製品※の包装材に紙を使用することにより、年間で約3.5トンのプラスチック容器包装を削減しています。

※一部プレミックス粉製品を除く

宝笠スイーツスマイルプロジェクト

「宝笠小麦粉」の売上の一部を活用し、マレーシアに1,600本の苗木の植林を行うことで、環境保全とともに、絶対危惧種であるオラウータンをはじめとする生態系保護を目指す活動です。

地球規模の自然保護活動に直接貢献することは、企業規模やリソースによっては難しいケースもあるため、「宝笠印小麦粉」を使用頂くことで、自然環境の保全に貢献することに繋がり、環境保全に取り組みサポーターとして紹介させていただく取り組みになります。