小麦粉が出来るまで

アメリカ、カナダ、オーストラリアから運ばれた輸入原料小麦や、国内の産地から運ばれた原料小麦は、完全に自動化された工程により、高品質の小麦粉となります。繰り返される厳しい品質チェックは信頼のあかし。

2018年6月には、食品安全の国際規格「FSSC22000」の認証を本社・工場で取得しています。

具体的な取り組み

受入・貯蔵

サイロには、用途に応じた多様な小麦を貯蔵しています。

精選・調質

小麦に混じる土・石・異種穀粒・麦の茎など、異物を完全に取り除いた後、研磨をして少量の水を加えて、粉砕しやすくします。

挽砕・篩分け・仕上げ

小麦をロール機で挽砕し、篩(ふるい)にかけて大きさを揃えます。風力を利用して小麦の中心の重い部分と、外側の軽いフスマの部分に分けて胚乳部のセモリナ(粗粒)や粉を得ます。

この砕いてはふるうことを何度も繰り返して、幾つもの篩より発生する粉を混ぜ合わせて用途に適した小麦粉を造ります。

包装・出荷

再篩機、金属探知機、重量チェッカー等を通過して出荷します。大口ユーザー用のバラ出荷と、袋詰めに大別できますが、総アイテム数は約250にものぼります。